屋形船の歴史
屋形船というものはほんとうおもむき深いものがある、たいへんに風情と情緒なるものを持つものでございます。
さて、この屋形船、いったいいつ頃からあるものなのでしょうか。
この屋形船、その原型なるものは一説によれば、平安時代にまでさかのぼることになるらしく、当時の屋形船の原型の舟に乗り込みそこから見える景色にちなんだ情感の歌をよむことが、その時代の貴族たちにとっての、ステータスであり、屋形船での歌の読み合いでその人の風靡な度合いをはかり、感慨深さや思慮深さとを競いあったといいます。
この屋形船がいまのかたちにひどく近いかたちと用途でひろくつかわれ、人々から愛されるようになるのは、それからすこし経っての江戸時代だといいます。江戸時代その中期においてすでに『屋形』の名を冠するにいたり、また、その名がつけられるにあたいする屋形を備えた舟としてのかたちが整っていました。
その、当時にしてはかなりの大型に部類される河舟に乗って飲んで食べて芸者を呼んでの遊びに興じることが、裕福な商人や力のある大名などにとっての生活の一部であったようです。
また、ほかに聞き耳を立てる者の存在を心配せずに済むこの屋形船の特性を利用して、会合などに用いる者も多くいたようです。
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歴史が物語るもの
古くは江戸時代からなる屋形船、その歴史は現代においても続いています。いつになっても変わらない文化は、本当に素晴らしいものだと感じ取れますね。
歴史ある屋形船!
その古くは江戸時代からあると言われている屋形船、そんな歴史ある文化がまだこの時代にも受け継がれています。そして当時の人の気持ちも受け継がれている様にも思います。古く歴史ある屋形船、一度は乗ってみないことには始まりませんね。